【生活】コロナによるニューヨーク市内での生活への影響
あっという間に3月後半になりました!
去年の12月に武漢市でコロナが検出されてから、もう4ヶ月程経ちます。連日の報道にある通り、ニューヨークでは大騒ぎになっています。
実際の生活に、どのような影響が出ているかについて、書いてみようと思います。
Photo by Mike C. Valdivia on Unsplash
●NY州が発令:「New York State on PAUSE」
クオモ州知事による、executive order(知事からの命令のようなもの)がいくつかあります。バズワードとなっている「Social Distancing」(他人と1.8mの距離を保つこと)を始め、「Non-essential gatherings of individuals of any size for any reason」(不必要な、個人の集まり(規模・理由に関わらず)をキャンセル・延期する事、コンタクトスポーツの禁止、体調不良の場合は遠隔で医師と相談した上で、必要であれば病院に来るなど、「非常事態」状況においての州民への基本ルールが10項目にまとめられています。
👉NY市発信の情報
基本的にはNY州と同じルールに則っています。
サイトを見ていくと、NY市の教育機関についての案内、州主導の失業保険の申請、中小企業向けの支援(従業員への給与支払い支援や、無利子・低利子でのローン)、タクシー・リムジンやライドシェアサービスの運転手への案内など、いろいろな情報や申請フォームがあります。
また、デブラシオ知事はメディアにでも頻繁に出ており、刻一刻と状況が変わる中、市民にアップデートを発信しています。
●大学院での変化
市内でコロナ拡大が深刻化した3月中旬は、中間試験シーズンでした。学生たちが、春休みに向けて最後の授業を終わらせているタイミングです。
拡大防止の為に、ある日から数日間休校になり、その翌週からは、春学期が終わるまでリモート(遠隔)授業になると発表されました。短い休校期間に、大学側ではリモート授業の準備を整えていました。
Photo by Nathan Dumlao on Unsplash
2時間あまりの講義をラップトップで受けるのは、聞いた感じだけでもしんどそうですが、レコーディングもあるみたいです。子供がいる学生は、小分けにして自分のタイミングで聞けるし、国内外の実家に帰って時差がある学生も多いので、助かるなと思います。
また、図書館・ジム・構内のカフェはクローズ。一部、勉強できるスペースは開いているようですが「テーブル1台につき、1名まで」と、Social Distancingが促されています。実際、あまり人はいないです。
あとは、学生寮では退去要請(推奨?)があったらしく、急ピッチで荷物をまとめて、移動する学生を多く見かけました。NY市で、空いた学生寮の部屋を病室として活用する意図があるとのことです
👉普段の生活
不必要な外出禁止ということで、基本的にはずっと家にいます。必要に応じてスーパー・薬局に数回行ったり、そのついでにゴミを出したり。屋外での運動はOKとの事なので(コンタクトスポーツだけNG)、気分転換を兼ねて近所をサクッと散歩したり。
スーパーに行くと、混みすぎないように入場規制をかけていたり、列に並んでいる時は1.8mの間隔をあけるようにと指示されます。意外に、商品のストックはまだあり、買いたいものが買えないことはありません。
普段使ってるホールフーズデリバリーはまだサービスを続けているみたいですが、商品が品薄になっており、思うように必要なものをゲットできないかなー..と推測します。なので、気分転換にもなるし、今は近くのスーパーに直接行くのにハマってます。
●妊婦検診
少し前ですが、検診だったので予定通りクリニックに行きました。
すると、「次回はリモートでの検診になります」と言われました。「まだ詳細を詰めているので、こちらから連絡するね」と言われ、ついにさっき連絡が来たのですが、ドクターとアポイント日時を決めただけでした。
検診では毎回血圧・体重測定、尿検査、ドクターの診察なので、測定系はしないのかな...?ってかんじですw 当日、ドクターに聞いてみようと思います。
幸い、体調は全く問題ないので良いのですが、体調が不安な方にとっては、不便ですね..。
ざっくり、こんなところです。
それにしても、まさかこんな事態になるとは^^;
健康第一で、自宅での時間を有効活用したいと思います。
まるこ